3)疾患メタボローム、プロテオーム解析(産学共同研究事業)


薬剤の治療効果予測、副作用予測に有用な検査システム テーラーメード医療を可能とするバイオマーカーを検索するシステムの確立を目剤しています。現在では、関節リウマチ症例や各種自己免疫疾患などに生物学的製剤が使用されるケースが多く見られます。有効な治療薬ですが、一部の患者さんには効果が見られないことがあり、治療費の負担が多いという現状があります。そこで、薬剤投与前に患者さん自身の薬剤に対する反応性を確認することで、薬効を予測するシステムを確立することを目剤しています。薬効予測が可能となれば医療費の抑制など広く臨床に貢献出来るシステムとなると思われます。